青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

2020.3.22 治す。きっとな。

3月22日

ここ半年の心身の不調はきっとバイクに乗ってないからだ。
heliumuなんて、バイクを引き算したらただの濡れ雑巾みたいな人間だ。

やると決まれば早い。俺はきっとカブを直してやるぜ!!!
9時半に起きて、にりんかんに行きたそうな知人を叩き起こして(起きたら起きたで洗濯してた)桜が咲くなかCITYをオープンにして走る。
(ブログの時系列にCITYが出てきてない?目を瞑ってくれ!)

   \ぷ、ぷぉーん/
     ∧_∧
   ::::::( ´・ω・)
   ::::::〔∪ ̄〕
   ::::::◎―◎

「(ぷぉーーん)」

「チラッ」
「CITYって遅いけど早く感じる」

「だろ?(ぷぉーーん)(50km 5000rpm)」

@ @ @ @

にりんかんでプラグコードとブレーキクリーナーだけ買って、マクドで昼飯にする。
知人氏の食べてたシャカシャカするポテトのやつは、やたら塩辛かった。

巣に帰ってきて、きまぐれで昔北海道で載せ替えたエンジンの抜け殻にヤスリを当てた後に工具を持って駐輪場へ行く。
・・・今からすることは死装束みたいなもんかもしれない。
コイツが治ったら、多分実家の倉庫の奥深くにしまい込むんだろう。
今年はまだちょっと出してやる機会があるかもしれないが、今の自分にこのバイクは不要で不適正だ。ただ家に帰すためだけに治すんだ。


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このカブが死ぬのはいつものことだが、今回は予兆がなかった。
いつもどおり片道2kmの道のりを通勤して、なあなあに働いて、いざ帰ろうとしたら死んでいた。
朝元気に飯を食って尻尾を振って見送ってくれた愛犬が、帰ってきたら静かに眠っていたような死に方だった。
何回キックしても、坂道で汗だくになって押しがけしても動かなかった。
そのまま押して帰ったあと、3ヶ月か4ヶ月か放置していた。

死ぬ前まで生きてたし(そりゃそうだ)、今回はちょっとでも反応があればそのパーツは生きてると見なす。なぜなら、原因は電装系にあると見ていて、トラブルシュートに使える工具が自作のアナログマルチメータしか無いからだ。
しかもここまで頑なにエンジンがかからないなら、エラーの痕跡は分かりやすいとみた。

プラグからはじめて、バッテリー、プラグコード、レギュレータ/レクチファイア...と怪しい箇所を舐めるように調査する。
のどが渇いたから自販機にいって珈琲を買う。関東平野ってすげえ乾燥するな。
そうだ、ついでにチェーンを変えておこう。ボロボロだしな。


しかし、こうしてバイクとしっかり触れ合うのはいつぶりだろうか。去年の暮は治す時間もなくて、壊れたきり北海道仕向けに調整することもなかったし。
越してきてから2回ほどエンジンを組んだ気もするが、あまり「バイクと触れ合った」感じがない。忙しいんだかどうなんだか。
そういう意味も込めて、学生の頃ぶりにちゃんとバイクと向き合った気がする。


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予備のCDIを付けても変わらない。
三大要素「いい燃料」。・・・燃料供給路も正常。
ピックアップコイル/センサか?微妙に反応がある。
ライティングコイル大丈夫...待てよ...

・・・もうエキサイタが死んでる未来しか見えない。


(同様の事象か?@2016.08.22, 北海道)

あれ?おっかしいな...前は(動かなくなった後)スパークしてるのを確認したんだけどな。
しかもキックすればタコメーターに反応がある。

うーむ?

ひとまず手元のアナログマルチじゃもう限界だから、ジェネレーター一式を交換しよう。

桜が散る前には動かしてやるさ。

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