英語

この年のテーマは英語でした。
英語をただひたすらにやる。ただ、どうしてそれが継続できると思ったのでしょう。
人は怠惰です。特に俺。
けして持続的に英語に触れていたというわけではないですが、年始には325点だったTOEICは、560点まで上がりました。
このまま頑張れば来年には1200点くらいかな?。頑張ります。
自己実現と努力。

推しが目の前からいなくなりました。
人生初の推し。
ホロライブの湊あくあです。
少し『推し』について話をすると、中学時代、私は初音ミクが好きでした。
初音ミクとその文化=Vocaloidとニコニコ動画は、確かにどっぷりとのめり込んで、今でもまだ好きな対象です。しかし、初音ミクを推しというか?といえば偽であると思います。
『推す』とは、応援したいものがいて初めて成立する行為(他動詞)であり、初音ミクの存在主体が何かというと、それは発売元・クリプトン、曲や動画やファンアートを作るクリエイターです。つまり初音ミクを『推す』という行為があったとして、それは『初音ミク文化』を応援することであって、初音ミクの個体を推すことはできようか(否、そうではない)。
初音ミクのキャラクタービジュ(キャラデザ)が好きなのは間違いない。
だが、この歌姫は努力をしない。
反対に、湊あくあは地道に努力を続け、自分のやりたいことを実現した。
そのひたむきな姿に魅せられ、応援したいと思った人は本当に多く居たでしょう。
つまり、私が初めて推したのは湊あくあというVtuberだったわけです。
一流は常に一流から学ぶ。

推しというものはふとしたキッカケでできるもの。
先程のVtuberの話は、最初はまた別のVtuberを見始めたことから始まりました。
その過程で、こういうのもいいな、と思ったVtuberがいます。しぐれうい。
ご存じの方はご存知の存在、しぐれういとはイラストレーターで、彼女がキャラデザをしたVtuberから誘われて、自身もVtuberになった特異な経緯があります。

▲ 絵だけではなく、印刷や額装が非常に良い。並々ならぬこだわりを感じる。
それで、最初はテンポの良い返しとか、声がいいとか、まあVtuberを見る目で見ていたんですが、気がついたときには彼女の絵の虜になっていました。
特に、24年の8月末から1ヶ月、ヒルズのブースを貸し切って開かれた個展『雨を手繰る』は心の底から感動し、気がついたら私の中で彼女は推しという枠ではなく、憧れや師といった枠の中に入っていました。
ものを作るというのは、有形無形にかかわらず、本当に尊い行為です。
いいものを見ると、何かを創りたくなる。
それが創作の世界であり、その世界の難しいところです。
俺にそんな技術はない。
山に登るんだ、高くない山と、高い山に。
今年はよく山に登りました。
計6回と言うと少ないように感じますが、個人的には登山に充実した年でした。
- 2024年10月12日 中房温泉から燕岳
燕山荘で1泊、大下りの頭までピストン - 2024年10月26日 武甲山-子持山-大持山
- 2024年11月30日 丹沢大山
- 2024年12月1日 金時山
- 2024年12月14日 両神山
- 2024年12月15日 武甲山

登山の熱は年々高まってゆきます。
しかし、己の体との勝負。膝の痛みをどうにかしなければ。
年末には整体師を見つけ、どうすれば痛くなくなるのかを真剣に考え始めました。
そうやって、行けるところまで挑戦したいと思う反面、2025年に入ってからの登山で恐怖心というものが大きくなってきてきました。
キツい山道に、「行くか帰るか」という単純な己の精神との戦いだった世界が、こんどは「生きるか死ぬか」という現実的な恐怖との戦いに変わりつつあります。

挑戦をやめたときに人は死ぬという極端な考え方もあります。
80億人全員がそうした考え方をできるわけではありません。
ですが、絵も英語もレースも登山も仕事も全部同じで、やりながらベストな方法を見つけて、もがいて、できない自分に嫌になりながら、でもそこで諦めずに前に進むしかない、そういうことをしなければ、人は腐っていくんだと思います。
2025年は、その一歩先、最後の踏ん張りを諦めずに続けるところに挑んでいきたい。
英語に、知らない仕事に、レースに。
自分の領域が広がっていく。
同時に、自分の限界が見えていく。
あぁ、誰か俺を嫁にもらってくれ。
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