みなさん、ホリエモンは好きですか?
私は好きです。
ちなみに、ホリエモンの書いた本は『ゼロ』しか読んでいません。
数年前、『ゼロ』が刊行されたときに読みました。
その時は「ライブドアの社長してたすげえやつだよな」くらいで、世間が評価するホリエモン像とあまり変わらない像が、やはり僕の中にもありました。
つまり、"冷徹"とか"常識知らず"みたいな。
おまけに捕まったし。
結局、その認識は間違ってます。
今はそんなことはどうでもいいので、とっとと本題に入りましょう。認識が間違ったままの人もまずはホリエモンの本を手にとって読んでみよう。じゃねえと認識なんて変えらんねえぜ。
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: ポプラ社
- 発売日: 2017/05/09
- メディア: 新書
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概要
やりたいことだけやって食っていくことは大変だ。
この本は、ホリエモンの仕事に対する考え方と、好きなことをやって生きている人たちの共通点、並びに、それを実現するための手法が書いてある。
要は、これからの仕事の仕方に対する、ホリエモン流のエッセンスが詰まった本だ。
学び
通して、「行動する」ことの大切さが書かれている。
何事もやってみなければ分からない。考えても考えても、答えは出ない。そんな無意味な時間を過ごすのは無駄。
やってみて、それから考えたらいい。
大勢の人が足りないもの、それが「やってみる」。
あとは現実の認識を変えたり、無駄なものをしっかり見極めたりすれば良い。
重要なことは、やってみて、あとは継続すること。
自分の場合
好きなことを仕事にするために絶対に必要なものがある。
それは「自分の本当に好きなもの」。
自分はこれが無いな、と思った。
これまで、浅く、広く色々なことを好きななってきたが、本当に全力で好きなものってあるのか?と考えると、どうしても答えが出なかった。
だから、まずは本当に好きなことを探そう。そうしたら、またこの本を読む。
あと、「行動力」に関して。
就職活動の時に、自分の強みは「行動力とバイタリティ」だと言ったのだが、今思うとあの時はたまたま行動できただけで、今その力は無い。
確かに思い返してみれば、バイクが好きで、旅してみたくて、思いついた時にすぐ行動していた。結局、好きなことが見つかれば、行動することは簡単だと思う。
自分はその経験があるが、縋り付いていた為に前に進めないのだ。
今は、バイクに対する情熱を少し失ってしまった。だから、バイクに対して本気じゃ無いから、行動できない。
それは色んな世界を見たからだし、バイクに対する愛や情熱のあるヤツを沢山見てきて、敵わないなって思ってしまったことが理由だと思う。
とにかく、本当に好きなことが見つかれば行動なんて簡単だと思う。
あと、「利他的であれ」という教えは俺に効く。本質的には誰しも利己的であるが、もっと現象として、自分の為だけに仕事をしているヤツには構ってくれる人なんか生じない。
自分は圧倒的に、現象として利己的だった。
ほかに、「今持ってるカードにしがみつくな(要約)」というのも効いた。親族の遺産があるのだが、それを活用することを考えるのは保守でしか無い。そこに、良いビジネスは生まれない。
やりたいことをやろう。
お金について
これは問題ない。借りれば良い。
コミュ力について
ホリエモンは自分でも言っているように、コミュニケーション力が無い方だ。
正直、これはすごく励みになります。
てっか必死ならコミュ力なんて無くても人となりに滲み出るんだと思う。
感想
高専に入る前、漠然と起業したいと思ってました。
それが結局ふつうに就活して、今や大企業のお膝元です。
でも、やっぱりあの時の自分が漠然ながらも思っていたことが引っかかって、どうしたら良いか答えを探すために、色々な本を読みだしました。
この本は、そんな人への指標となりうるでしょう。