青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

XLR250Rのジェネレータ強化(暗いライト対策)

XLR250Rのジェネレータを強化ジェネレータに交換します。

ジェネレータは昔カブで巻き直したことがありますが、(アレは面倒くさい作業なので)今回は外注しました。
愛媛県のマルカワレーシングさんがWOODS PROSというブランド名でやっている巻き直しサービスを利用させていただきました。

何がしたいか

皆さんが大好きなXLR250R(MD22)は、バッテリー上がりが発生しないすばらしいバイクです(バハは例外)!
バッテリーレス車は、バッテリーが無いのでバッテリー上がりが発生しません。

しかし、バッテリーが無いことで電装品の安定性が犠牲となっております。

特に、ヘッドライトが暗すぎて夜道はヘルメットのシールドを上げないと走っていられません。
NSR250のヘッドライトユニットに交換済みですが、H4の大容量バルブを取り付けても、発電力が弱くて本領を発揮できていないみたいです。

こうした理由から、根本的な発電力アップが必要になりました。

対象車種

https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/h/heliumu/20190802/20190802090737.jpg

XLR250R-H
認定型式: MD22
エンジン型式: MD17E
発売時期: 1990年頃(適当)

理論

こちらは、どこのご家庭にもあるXLR250R(H,K,M,N)のサービスマニュアルに載っている配線図です。

ACレギュレータにはジェネレータコイルの両端が入力されており、電装品に供給するための12-14Vは交流の全波を使って生成されるようです。
ACレギュレータからの出力は白黄色のラインですが、ここにバラストがあるのか、交流そのままを使った時のようなチラツキは見られません。

ジェネレータを交換することに問題があるとすれば、このACレギュレータの容量を超え、レギュレータがパンク(故障)してしまうことです。
電気というものは需要があって初めて供給を決められるのであって、作れば作るほど良いというものではありません。これは一般家庭などと発電所の関係と同じで、発電所が発電しすぎると消費出来ない電力をどこかに逃がす必要があり、逃しきれなくなると、発電所がぶっ壊れるのを防ぐために発電を止めます(停電)。


また、整備基準を参照することで、標準のジェネレータのおおよその発電量が分かります。

項目 標準(値)
ヘッドライト バルブ 35/36.5W
ウインカ バルブ 10W x 4
ストップ/テール バルブ 18/5W
ハイビームパイロット 1.7W
メーター照明類 3W x 4

推定消費電力: min 52W / max 93.2W

・・・なので、恐らく発電量は100W(高回転時)くらいでしょう。
アイドリング時はウインカーがなかなか発光しなかったりするので、50Wを下回っている可能性もあります。

H4のバルブにしたことでおよそ30Wの消費電力増のため、完全にアシが出ていることが分かります。

交換手順

まずはジェネレータカバーを外します。
横のスプロケカバーも外しておきましょう。
もちろん、ジェネレータを取り外すので、タンクを外してメインハーネスのカプラーは外しておきます。

ニュートラルポジションSWの配線も外します。
確か7mmとか微妙なサイズだった気がする...。

外れました。

XLR250RH ジェネレータ XLR250RH WOODS PROS 強化ジェネレータ

左: 純正品
右: WOODS PROS 強化ジェネレータ

前後比較するとこんな感じです。
というか純正品は際どく緩くなっている気がしますが、時代柄というものでしょうか。
巻き方も、WOODS PROS製品のほうがきれいです。こだわりが感じられますね。

あとは元通り取り付けて終了。

効果

この強化ジェネレータは120Wらしいです。
先程の計算によると純正ジェネレータは100Wなので、約20Wの強化です。計算があっているかは不明ですが...。

体感の効果としては、

  • ヘッドライトは明るくなった
  • でもハイビームは暗い。なぜかは不明(バルブ要因かも)
  • アイドリングでもウインカーがバチバチに光るようになった

費用対効果という面では、バルブのLED化などのほうが良いかもしれません。
でも源流改善は気分がいいですよねっ!プロデューサーさん!!

おわりに

メーター内の照明類はLED化できると思います。
それによって、更に10W近く節電できそうです。

なお、ストップ/テールのバルブは↓のLEDに交換済みです。
S25のダブル球、BAY15という規格で、ブレーキが1.32Wらしいです。

▲ 『バイク使用不可』と書かれているのがウケます。
販売元は、この特殊形状のバルブが一部のバイクで使えることを認識しているようですが、"お客様からの情報:ホンダのバイクは該当しません。"と書いてあるので、何らかのカスタマートラブルがあったのかもしれません。
普通のLEDライトなので、瞬間的な起電力には弱いかもしれないため予備バルブを常備しています。


最後に、現在の電装品を反映してもう一度計算してみるとこんな感じになりました。

項目 現在値
ヘッドライト バルブ(16HB2C) 55/60W
ウインカ バルブ 10W x 4
ストップ/テール バルブ 1.32/0.5W
ハイビームパイロット 1.7W
メーター照明類 3W x 4

推定消費電力: min 67.5W / max 95.52W

max値はあまり変わらずですが、安定しているのでヨシ。
ハイビームが何故か暗いのが気に入らない...。

参考

WOODS PROS
https://userweb.shikoku.ne.jp/marukawa/new_page_33.htm


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