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買ったクルマは、Honda 2代目シティ でしたァ!!!
ここまで乗った車の経緯
なんでこんな古い車買ったの?って話から始めます。
私のカーライフは初代シティから始まりました。
太陽標準装備のシティ カブリオレが、heliumuが初めて買った車です。
物理的にも精神的にもアツい車でした。
そのあとはレースをするためにアクティを買って、ハイエースに変わって。
ハイエースは本当になんでもできて、人も荷物も載るし乗りやすいし、高速は楽だし、最高の車でした。
でも、FRなんです。
雪が降ったら乗れない(めちゃくちゃ重要)。
雪が降っても乗れる車をッ...!雪が降っても乗れる車がほしい...ッ!!
▲ これが昔乗っていた初代CITY
おまけに、CITYを降りたときの記事にちょろっと書いたんですけど、
私はCITYくんを売ったのではなく、私の未熟な精神を手放したに過ぎないのだ。私はCITYくんを売ったわけではない。きっとまたCITYが手元に転がってくるはずだ。そう信じて明日を生きよう。
CITYって車のことが忘れられなくて、レースをやっているときも「(いつかはCITY)」ってずっと思っていました。
そんななか行きつけのバーチャルカーショップにシティが出ていたので、エイヤで買っちゃいました。
どんなクルマなの?
さて、ここからはこの車を紹介しましょう。
型式: E-GA2
グレード: CZ-i
太陽オプション装備(サンルーフ)
エンジンはSOHC 4バルブ1300ccで6,500rpmにて100PSです。
GA2の最上位グレードということで、Hondaの叡智が詰まったPGM-FIによる燃料制御。
購入時の走行距離は12万4652キロ。
バッテリーは2020年、タイベルは9万km時点で交換されてるっぽい。
補機ベルトはヤレているから、こいつは生まれてから交換されてないな。
ちなみにトランスミッションは
ロールゲージとセミバケとレスポンスいいが入っている
▲ 青森にて
2代目 CITYといえばジムカーナの申し子と呼ばれ、その昔ジムカーナで無双してしまってレギュレーションが変更され、従来出れていたクラスに出れなくなってしまった車なそうな。
私が買った個体はロールゲージが入っていて、ジムカーナでもやってたんか!?って感じの格好になってます。
ついでにセミバケットシートも入っていて2名乗車。
これはええデートカーやで。
それはそうとて、ATのくせにレスポンスが良くてギクシャクする。
今まで乗ってたクルマは全部普通の車だったからなぁ。人間が慣れていないだけかも。
あとロールゲージのおかげかわからんけど、曲がるときカチッとしていて、ハンドル切っただけ曲がる感じがする。これが"ボディが撚れない"ってことなのか...?
異常がいっぱいあるよ
買ってみて分かったけれど、この車結構限界な感じで、色々整備しないといけないです。
煙が上がるが入っている
▲ D13Cエンジンは2代目CITY専用らしい
まず、良いスピードで高速を走ってSAで止めるとエンジンの前の方から煙が上がってました。
タペットカバーの隙間からオイルが滲んでいるみたいで、エキパイカバーに掛かって、そこから煙が上がっているみたい。
このままだと車両火災に発展するからゆっくり目に帰りました。
アンダー90km/hくらいだと走行風で冷やされるからか煙でなくなりました。
MILが点灯するが入っている
実は引き取ってから15kmくらい青森自動車道を走っているとMILが点灯しちゃいました。
別に異音がするわけでもないし、しばらく様子見ても何も起こらないから、排ガスが臭くなってるくらいの問題だと思う。
メーターにある他のインジケータはエキパイ高温、バッテリ、ブレーキ、オイルだから、それ以外の故障かなぁ。
MILの点灯条件は大まかに法律で決まっていて、エミッションに関するものだけなはず。
帰るまでの辛抱と思って乗ってたら途中からつかなくなった。
・・・はて。
ブレーキが効かないが入っている
引き取った直後、乗ってみるとブレーキが効かない。
・・・イヤッ、めっちゃ踏み込めば効くから、時代柄こんな感じなのか?
一抹の不安があるけれど、でも前のオーナーは走る曲がる止まるは問題ねえって言ってたから問題ねえはず...?
タイヤがバーストしたが入っている
回送中、タイヤがバーストしました。
急にガコガコしたのでエンジンが逝ったかと思いましたが、冷静に路肩に寄せて見てみたらタイヤでした。
生まれて初めて高速道路の上でクルマが止まって、とにかく停止板出して保険会社に連絡。
NEXCOには保険会社から連絡をしてもらえる事になって、50分くらいでレッカー手配できると。
しかし季節は夏、暑い。
10分くらいしたら向こう岸にNEXCOがやってきて、めっちゃ鮮やかに旗振りながら中央分離帯をまたいでこっちに来てくれて、停止板出してるしちゃんと端っこ寄ってるから大丈夫ね、水あるね、って確認して去っていきました。
レッカー待ちの間、最寄りのタイヤ屋に連絡してタイヤを確保。
1本死んだということは残りの3本も死ぬ可能性を秘めているので、4本全部をこの機会に変えました。
事前に走って帰れそうかは出品者に確認していたけれど、駄目なところは駄目ですね。
大事に至らなくてよかった。
エアコン冷媒が入っていない
これだけ入っていない。うんち。
聞いてた話だとエアコンの効きが悪いらしかったですが、一切効きませんでした。
熱風しか出てこない車なので、車に乗っているよりも外に出て日陰にいたほうが涼しいです。
おわりに
いろいろありましたが回送は無事に終わって、ぼちぼち点検整備してナンバー取得していきます。
ちょっと水温が高いようですが、はて。
古い車ってこんなもん?
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