青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

18.08.30 バイト上がり 負圧式キャブレター(CV CVK)の開け始めのモゴつきについて



超個人的な話で、今乗っているスーパーカブ50 スーパーカスタムに採用された負圧式キャブレターの話です。
なぜそんなカブを持ってるのかってツッコミはダメ。
症状としては、レスポンスが悪く開け始めでモゴモゴする、1/8開度付近で強くモゴつきやがて失火するといったものです。
 
そもそも今まで触ってきたケイヒンPBやミクニフラットが強制開閉式のキャブであるため事前知識を仕入れるところから始めます。
 
PB、PC、TM等の強制開閉式のキャブレターは、エンジンの発する負圧に関係なしにスロットルバルブを上下させます。つまりベンチュリ面積の変化における空燃比の変化は乗り手のアクセルワークに酷く依存しているといえます。
対してCV、CVK等の負圧式キャブレターは、スロットルを開いてバタフライを開くとエンジンの負圧によってダイヤフラムが動作、スロットルバルブが上方にスライドすることで空燃比が均一化されるといった構造です。
ガバっと開けても補正が効くFIに通ずるものがあります。
図は作るのがめんどくさかったので作ってません。想像してください。想像は創造の母です。
 
今発生している症状を鑑みると、バタフライを開いた後、ダイヤフラムによってスロットルバルブが開くまでの間の燃調が関係しているような気がします。要はバタフライを開いてベンチュリーから空気を取り入れられる状態の時、ダイヤフラムの作用がすんげえ遅くてスロットルバルブが低い位置にある時間が長いから流速が速くなりすぎて燃料を過剰に吸引しているのではないか、と。
 
この理論が正しいのならばSJを一つ下げてASを濃い方向に降ってやったら改善するんじゃねえのかな。
そもそもCV型のキャブにAS相当のパーツがあればの話ですが。


ん、そういえば知り合いのマローダも負圧式で似た症状だったような。
温まると始動できないし、パコってて濃いならば話に矛盾はない。
 
 
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