青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

22.01.08 XLR250Rの整備をしよう

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2018年に北海道は美瑛・蜂の宿のマスターから引き取ったXLR250R(MD22)。
初っ端からオートクルーズ、ブレーキギシギシとすごい状態のまま2700kmを走って帰宅し、その後1年ほど通学に使った後2,3年実家で放置。
最近はカブも居なくなり、ハイエースを購入したこともあって場所に余裕ができたので関東に持ってきています。

年末あたり、知人の中でMXブームが沸き起こったのでせっかくなのでコイツでもコースを走ってみようと。
しかし、パワーは出ないはタイヤは滑るはでいよいよキケンな香りがしてきたので、メンテと洒落込もうじゃないかということです。

整備内容はこちら

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XLRのキャブを外すのも随分と慣れてきました。
合計5回目くらいですが、最初の頃は1時間位かかっていたと思います。

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この隙間から知恵の輪しながらキャブを外します。
あまりにも外しにくいので、私はエアクリボックスを止めているボルトを全部外して、ボックスを叩いて後ろ側へ追い込んでから外しています。

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はいこちらが予め用意しておいたキャブレターです。
今回はこれを調理していきます。

すでにきれいになっていますが、全体が真っ黒でガソリンと土が融合したもので皮膜されていました。
全体を灯油で洗い、燃調キットを組み込みます。

cabreter.com
↑リンク先のやつであってるかわからんが、MD22ならなんでもいいっしょ。。。

ここにたどり着くまでに色々と試行錯誤していたのですが、 どうも元々のセッティングがおかしかったみたいでニードルのクリップ位置が一番上、パイロットジェット(PJ)が限界まで締め込んだ位置にありました。
この状態で、開けても回転がついてこない、上まで回してもパワー感が無い症状が出ていたので燃調キットの組み込みと同時にクリップ真ん中、PJは調子の良さそうな場所にしておきました。
パイロットジェットは感覚で開けています。

また、当初あったオートパイロットの症状は、キャブ根本のバネの引っ掛ける位置がおかしかったのが原因でした(テンションががよわよわだった)。

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オイルは余っていた5W-30と10W-40を混ぜて入れます。

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タイヤは前後IRC IX-09Wにしました。
サイズが良くわからず、リアに110/100を購入したけどでかくて大変だった(入りはした)。

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あとは適当に吊ってステムをばらして清掃 & グリスアップだけやって今回は終わり。
その他フロントサスのOHと、チェーン交換と、リンクの清掃ぐらいはしたいですね。
フロントサスはあまりにもふわふわなので、もうちょっと硬くしたいです。
公道走るならこれでもいいけど。

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会うたびに色んな人から「お前まともな整備できねえよな」みたいなことを言われるので、たまにはちゃんと整備できることを見せておこうと思いました。

おしり(おわり)

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