青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

22.12.23 不便であることを楽しめるものがバイクに乗る

最近思うんです。
バイクに乗ってないなと。

思ってるというか多分事実なだけで、万年金欠だったのが千年になり、百年になり、少しずつ貯金とかも貯まりだしてかなりまっとうな人間になってきた。
それに今年は一台もバイクは増えていない。

働きだしてからはなんでもかんでもホイホイ積める車が楽で、副都心に住んでいる事もあってバイクで遠出するってのが億劫で。
地元は交通量がまるで無かったので家を出たらすぐツーリング状態だったのが、こっちじゃ関東平野を抜けて初めてツーリングが始まるような感じ。

やんなりますよ。

ツインリンクもてぎ マンホール

そんな事もあって、「じゃあこの人がゴミみたいに居る関東平野でどうやってバイクを楽しむか?」を考えたときに頭に降ってきたのがレースだったんです。革命がおきました。
なのでこの2年くらいはレースをやっていました。
カニックをして、自分も出て。ミニバイクですが。

でもそんな事をしていると、やっぱり思うんです。
ツーリングに、、、限界ツーリングに生きていた自分は、やっぱり輝いていたと。
生を実感していたと。

それで先程会社を出る前に「今年の年末はどうするの?」と上司に聞かれ、鉄道で実家に帰ります、なんて返答したら「そんなのはお前じゃない、やり直し」と言われました。

そうか、そんなのは私じゃないんだ。
そんなのは私じゃないのか。

妙に納得しながら帰途につこうとしていると、今年入った会社の後輩が言いました。
「バイクに乗ろうかと考えています」

ほう。して、その心は?
「1駅離れたジムに行くためです」

ダメよ!! そんな不純な動機!
バイクは命を燃やすような使い方じゃなければダメ!!

などとは言えるはずもなく、そんな購入動機の人が現実に居るんだなと納得するとともに、バイクは雨降ったときとか、寒いときとか不便だよって言っておきました。

でもやっぱりバイクは不便で、寒くて、滑って死ぬところがたのしいのりものだとおもいます。なので、バイクは不便な乗り物で、でもその不便さ故に楽しいがあるのだと知って、そうして1駅離れたジムではなくて、冬に北海道に行ってもらいたいと思います。

年越し宗谷岬 オトンルイ発電所の風車 真夜中

そんないいかげんな経緯があって、年末スペシャルとして過去のブログに書いた2016年~2018年の冬の北海道ツーリング、通称年越し宗谷岬ツーリングの記事を明日あたりから再公開しようと思います。
写真の移設が実はまだ終わっていないので、一日に1記事か2記事のペースで投げます。
最近記事を投稿できていなかったことの反省も込めてがんばります。

さて、長くなりましたが今年はお国に帰ります。
昨年は祖父が亡くなったのですが、初盆に線香を上げられなかったので


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