最初にカブを買おうと決めたとき、選択しなかったプコブルーのカブがあります。
2007年以降に発売された、PGM-FI搭載のリトルカブ。
プコブルーがレギュラー色となった世代*1。
今回、そんなリトルカブ FIを購入しました。
購入に至った背景を説明しておくと、衝動買いです。背景なんて無い。
いつものようにヤフオクを眺めていたら、出ていたんですよね。59800円。
レギュラーカラーになったからと言ってもプコブルーは未だ人気があるカラーで、こんな値段で出る機会なんて無いじゃないですか。だから買いました。しかも4速セルつき。
参考までに、最初のリトルカブを買った時には以下のようなプロセスがありました。
プコブルーが良い
↓
バイクと言ったら原始的な乗り物=キャブ
それに限定カラーのサイドパネルがかわいい
↓
たまたま出ていたのが3速モデルの2005SP
あのリトルは、本当に欲しくて買ったリトルでしたが、今回はほぼ衝動買いです。
でもやっぱりカブを買うならプコブルーしか無いでしょう。
プコブルー以外のカブは許せません。世間は多分許しますが、私の中の私が許さない(強思想)。
それで、納車されて色々確認しましたが、どうも事故車のようです。
楽しくなってきた。
レッグシールドやフロントマスクは当たり前のように紫外線でバキョバキョ、
トップカバー(ハンドルの外装)はツメか何かが割れていて触ればカポカポと動き、
ハンドルは左に曲がっている始末...
はじまったな pic.twitter.com/nalkBvqTdo
— ゲーミング初音ミク (@heliumu_cub) March 21, 2023
アッ、走行距離は63028.1km、C50LM8(2008年式)でした。
エンジンは一度も開けられた痕跡が無く、オイル管理も完璧で、多分おばあちゃんが普段の足にするような感じで使われていたような感触。足つきの良さから、ご年配の方にも選ばれるリトルカブ。
それが、事故でうっちゃえーってなったような、そんな足跡が見えるような。
へへっ、事故車だろうがなんだろうがエンジンさえ動けばなんとかなるのさ。
しかもリトルカブは私の人生の中で一番触ってきたバイクです。
ハンドルはカバーを取って、おそらく事故の衝撃で折れてしまっていたカバー固定用ネジの座面をプラリペアで接着して、ハンドルバーは外して建物の基礎を使って曲げて、レッグシールドは実家にあるから持ってこれば今度持ってこればヨシ。初代号の残骸さ。
よし、後はコナゴナになっていたハブダンパーとゴリゴリしていたホイールベアリングを交換して、、、
サス変えてワイヤーロックしたらレースに出れるな!!!
整備参考情報
ちなみに、タイヤ、プラグも変えています。
レバーは補修用に購入。
NTB(エヌティービー) ホイールダンパーセット スーパーカブ用 RDH-01
TIMSUN(ティムソン) ストリートハイグリップ TS692 80/90-14 40N
日本特殊陶業NGKプラグネジ型(CR6HSA)
キタコ (KITACO) レバー 右側 HR-02 純正品番:53175-GR2-010 シルバー 70-525-61021
フロントハブのベアリングを交換する場合はオイルシールも交換。
ベアリングは、基本レース用途+偶に町乗り前提でLLBにしました。
ホンダ純正 スーパーカブ オイルシール 21×35×7 90752-GK4-003
NTN 深溝玉軸受 ベアリング 両側非接触ゴムシール形 (6300LLB 内径 10mm 外径 35mm 幅 11mm)
*1:JA07はプコブルーR。別色扱い。