青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

24.12.14 丹沢大山・金時山・両神山・武甲山、それと整体師

膝が痛いと気づいたのはいつだ?

2024年11月30日、丹沢は大山に6人で登ったときのこと。
膝が痛い。非常に痛い。
(このときのパーティメンバー: ふぉま氏、oshin、525氏、しゃみ氏、ぱん氏)

でもこの膝の痛みはいつからだろうか。
記憶では2019年にoshinさんと木曽駒ヶ岳に登ったときから痛かったと思う。でも記録は残っていない。

気づいたときにはもう私の体の同居人だった。
そう。隣人ではなく同居人として、病めるときも健やかなるときも、死が二人を分かつときまで、山に登れば刃を振るってくるのだ。


▲ ちなみに次の日、oshin氏と箱根 金時山に登った。私はまだ死んでいないので、膝は超痛かった。

整体に行こう

そういうことがあり、人生で初めてちゃんとした整体に行くことにした。
腰を壊してレースを一時やめたときすら、整体には行っていない。
それほど登山は魅力的で、一生続けたい趣味である。

さて、壊れたのは膝か、それとも周りの筋か。
登山に行くたびに膝が痛くなるので半ば諦めており、ボーナスもあるし、とりあえず八卦をやってみようというくらいの気分でいた。

八卦10回分で約10万円。
GoogleMapsにレビューを残せば一回分が無料。
怪しい商売には、怪しい取り組みがあるものだ。

だが、そんな怪しさに裏切られる。
いや、裏切られたというよりも、期待していた"怪しさ"がなかったのだ。

施術台に寝かされ、八卦師がアライメントを取り始める。

heliumuさぁん、これは"神経"ですね。

この背骨から伸びてるコレ、この坐骨神経っつうのが骨盤の中を通ってるんですけど、これが膝の横を通って、足の甲くらいまで伸びてきてやす。

この神経の周りの筋肉がアホほど硬くて、この神経がひっぱられてるんですね〜。

ごりっ、ばぎょっ、どごっ。
身体が勝手にほどけていくのを感じた。

何だこれは。
そう思ったときにはもう、膝に痛みはなかった。
行こう、整体。タイヤ館でアライメントを取るみたいに。

よくなった膝で両神山に登る

武士は新しい刀を手に入れたら何をするか?
試し切りにほかならない。

試し切りコースは日向大谷から両神山ピストンコース。
埼玉県の案内板によるとコースタイムは6時間25分。
百名山だ。

12月14日、シーズンも終わりの時期。
そいそいと頂上まで2時間50分で到達。
靴を新調したのもあるので、インソールを調整しながら登坂。

  • 駐車場: 20台ほど。一番上は埋まっていた。バイクだったのでどうにかなった。
  • 路面: ケーキの上にかけられたパウダーのような雪が路面にあったほか、水の湧出地点水が溢れ路面が凍っていた程度だったが、この週末を逃すと登れない感じだろう。下りは土が柔らかくなっていた。
  • 気温: 下りでハイドレーションのチューブが凍った。注意が必要。
  • 水: 食事込み1.5L消費。後半は上記理由で飲めなかったので2Lはほしい。

両神山は中腹で軽くトラバースしつつ登る岩場と、頂上直下の岩場が面白い。難易度はまったくない。鎖もあり、子どもでも登れるようなところだった。

結局 10.4kmの道程を5時間48分。
後半の足の痛みによりペースが大幅に落ちてしまった。

  • 登り(靴): 歩き始めて1時間。靴のサイズが合っていないのか足裏に力が入れにくい。バランスが取りにくいと言うか。清滝避難小屋にてインソールで調整。明らかに足裏でホールドができるようになった。
  • 登り(膝): 膝左膝が痛み出してきた。ここまで明確に登りで症状が現れるのは初めてかもしれない。膝を伸ばす際に外側の腱?を中心に痛む。伸びきった部分では痛みはなく、張っている感じ。伸ばしてる最中。中盤から後半手前にかけてが痛い。確かに八卦師の言う通りで、踏み込んだ際、左膝の膝の上大四頭筋が右に比べて力が入っていない感を感じる。
  • 下り(靴): 地面からの衝撃が結構強い。ソールは前の靴と差がないと言うことを考えると、多分靴の特性なんだろうと思う。だいぶくるぶしのあたりはがっつりと骨に来ている。注意しないとそのままパキっていきそうな気がする。あと靴の当たり判定がでかい。
  • 下り(膝): 案の定膝の外側の鍵が痛くなる。右側痛くならない。痛みの程度はこれまでとから変わりなし。左だけ。ただ足首を曲げることを意識するとそんなに痛くない。しまいには右も左も痛くなってきた。上り返しが結構きつい。上り返す時は伸ばす瞬間が痛い。伸ばす瞬間の後半。
    下りは膝を曲げて重心を前に移す瞬間、これが1番痛い。でもあまり使わない。

そんなかんじで、八卦師の助言もむなしく膝は痛いままだった。
どうすんだよ、10回綴りの八卦チケット。あと9回分ある。

痛いものは仕方がない

ここさけバス

でも思い返せば最初は軽快だったから効果はあるんだろう。
きっと私の膝の具合がよくなさすぎる。

そうはいっても痛いのは痛い。
でも痛いのは仕方がないから、この日はおとなしく秩父に宿を取ってホルモンをたらふく食った。
都心から近いのに地方中枢都市をちっさくしたような街の雰囲気で非常に心安らかになる。
食って食って食って3,200kcal。本日の推定消費が4,000kcalくらいだから、800kcalはどこかから持ってきたことになる。

更に次の日に登山をやったことがない知人を沼に誘うため、痛む膝にロキソニンをぶち込んで武甲山にはしご。おとなしくすると思ったか!!
たまんねえ、5時間ピッタリかかってしまった。これじゃ両神山だよ。

これで2024年は登り納め。
計6回登ったようで、2016年の富士山登山から始まった登山人生の中で、一番多い(/年)らしい。

だがどう勘定しても、より大きい山に登るには山の筋肉不足だ。

そういえば、筋肉不足が膝の痛みを招いているのだろうか。
こんど八卦師に聞いてみるか。

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