低開度のフィーリングがかなり悪かったSCM。
大方の目星はつけてあったので、チョチョイと弄りました。
ヘッドから何らかのチューブが生えており、キャッチタンクがあります。
また、ほとんどのカブに採用されているみんな大好きケイヒンPB型のキャブレターとは全く違った形状のキャブレターです。
これが負圧式キャブレターなわけで、ダイヤフラムが搭載されているため頭でっかち。
あとスロットルはリンクを噛ましてバタフライに繋がっているので、見れば一発で負圧式キャブレターと分かります。
セッティングメニューはMJそのまま、SJ1段下げ、AS調整です。
MJ75、SJ40、ASは1.75開けくらい。
キャブとマニをつなぐ2本のボルトに跡があったのとMJが完全にオーバートルクだったのとで、おそらく素人が整備したんだなぁ、なんて。サービスマニュアルも持っていないのでこれがフル・ノーマルなのかは不明。
で、乗っていて思ったことをひとつ。
“レスポンスが悪い“というのは、スロットルの開け具合に対してエンジンの回転数の変化が遅いという状態を指します。
強制開閉式のキャブレターにおいては、単純に上の事象を指しますが、どうやら負圧式キャブのレスポンスに関してはダイヤフラムに起因するものが大きいと感じました。
というものの、巡航 -> アクセルオフ -> ブリッピング では明らかにレスポンスがキモティ-!って感じ。まああれですよ、アクセルを操作する乗り手の反応速度よりも圧倒的にダイヤフラムの動作速度が遅いために遅延を感じるって法ですよ。
というものの、巡航 -> アクセルオフ -> ブリッピング では明らかにレスポンスがキモティ-!って感じ。まああれですよ、アクセルを操作する乗り手の反応速度よりも圧倒的にダイヤフラムの動作速度が遅いために遅延を感じるって法ですよ。
そこさえ改善できればいいキャブなんじゃないの。
弄りやすさは強制開閉にかなうもんはないと思いますが。
夏はまだ終わらねえからよォ...!今日は8/32だからよォ...!!