私のバイク・ライフは、一台のリトルカブから始まった。
怠い加速、シフトショック、野暮ったさ。
そのどれをとっても楽しいバイクだった。
乗り出した途端、どこへでも行けるような気になったし、どこまでも走った。
スーパーカブに、特別な思い入れはある。
弄った、語った。長い距離を共にした。
けれど時は流れて、今はカブ以外のバイクに乗り出した。
現実はいつだって変わり続ける。
・・・カブに乗り続けるか、まだ分からない。
けれど少なくとも今年いっぱいは、確かだと思う。
「雨カブ」のタイトルにした時、雨の中をゆっくり走っているようなイメージがあった。
道の駅でカブを停めて、大して飲みたくもない缶コーヒーを買って、屋根に地面に衝突する雨の音を聞きながら飲む。
実際、雨の日に走った回数は少ないとは思うけれど、「雨の日こそ楽しんで走る」を心に留めてやってきた。
理由は・・・
プコブルーが、優しい雨の色に見えたからなのかもしれない。
リニューアルしてもコンセプトは変わらない。
晴れの日は晴れの日らしく、雨の日は雨の日らしく。
当ブログ、
「雨の音、カブの音」
これからもよろしく。
(この記事は、前ブログ「heliumucublog(雨の音、カブの音)」からインポートし、多少編集を加えたものです)