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このアイデアが浮かんだのは、まだ日本一周の旅に出ている途中のことだった。
なので2016年の10月か11月の一時帰省時にさかのぼる。
実家の福井から北上して北海道へ渡ったあと、本州に戻ってきて、東京を経由して実家へ帰った時のことで、自分のデスクトップPCでヤフオクを眺めていた時のこと。
( ゚д゚) ・・・
(つд⊂)ゴシゴシ
(;゚д゚) ・・・・・・
この偶然目に入ってしまったスーパーカブ110 JA07型がどうしても欲しくなった。
欲しくなって欲しくなって仕方がなかったので落札してしまった。
というのも、もともと欲しいなと思っていたこのバイクが北海道から出品されていて、どうせなら受け取ってそのまま宗谷岬でキャンプしてフェリーで持って帰ったら一石二鳥じゃん!って法。
出品者様には12月まで待ってくれってメールでやり取りして、僕は一人九州とか沖縄とかをプコブルーのリトルカブで走り回った。12月18日に帰宅して速攻で準備して、いつものように「まあなんとかなるや」ってな感じでキャリーバッグに荷物を詰め込んだ。
お金はなかったので、石垣島でバイトしたぶんを頭金にして、後は親に借りた。
12月24日夜 新日本海フェリー
苫小牧市で26日の夜に取引なので、25日の敦賀-苫小牧便に乗船予定だった。
なのに連日の荒れた天候のせいでフェリーが北海道から帰ってきていない。
そのため急遽24日の便で舞鶴から乗船することになった。小浜からは舞鶴も敦賀も距離は変わらないので、つくづくいい場所に実家があると思う。
ちなみに、この時のこの船のもう少し詳しい状況はこの記事を参照してみてね。
彼の乗っていた船が僕の乗る予定だったの船なんですよねぇ。
こーんな感じで大量の荷物を抱えての移動が始まる。
何やねんこれと言われても、フルノーマルのカブを現地で走れるようにするパーツとか工具とか、寒い世界で生きていくための寝袋とか、一式です。
※ソース焼きそばは関係ありません
乗船券は事前にかかってきた電話でキャンセル扱いになったので、舞鶴のフェリーターミナルで購入。
新日本海フェリーを利用するのは初めて。
ツーリストAを学割で利用したので、20%割引の7650円ほどだったはず。
このときまで、乗ったことのあるフェリーは佐渡汽船か津軽海峡フェリーくらい。
フェリーが出発したのは、予定していた23時50分を過ぎた頃。
12月25日
一度寝て、25日の16時半ころに起床して、もそもそとニチレイの焼きそばとカップラーメンを食べました。
到着まで新海誠原作/大場惑著の小説版『ほしのこえ』を読んだ記憶。
日が出て、また沈んで、小樽に到着したのは25日の夜9時。
船の上で雪が降ることはありませんでしたが、港を見るやいなや飛び込んでくる真っ白な地面。
でも、外に出てみるとそんなに寒さを感じなかったので、調べてみると氷点下1.9℃。
小樽市街はこのようなアイスバーンや圧雪だらけです。
この日が特にこのような状態なのか、いつもこんななのかは分からない。
何もかもわかんないので、とりあえずスパイクを靴に付けて、転けないように頑張って歩きます。
じゅえる氏に教えていただいたオスパまではターミナルから500mほどの距離だったけど、大量の荷物を担いで凸凹の道を歩くのは相乗以上に骨が折れた。
むう、明日はもっと移動するんだけど...。
オスパ!
...横のセイコーマートでピリ辛ザンギ焼きそばとガラナを買って飲みましたが一瞬で身体が冷えてしまった。
おまけに焼きそばがみるみるうちに冷える。ヤバイ、これが北海道か...(ゴクリ
その後はオスパの玄関付近にキャリーバッグ、タイヤ、ヘルメットを置かせてもらってボストンバッグは2Fへ上げる。
お風呂を堪能した後、ボストンバッグを枕にして泥のような眠りへ...。
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(この記事は、前ブログ「heliumucublog(雨の音、カブの音)」からインポートし、多少編集を加えたものです)
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