青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

21.1.6 年越し宗谷岬4 #12 フェリーでぐーたらする回

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シケ予報

おはようございます。8:30現在、秋田沖を航行中。
全然シケて無いようで、座っていても酔うことはありませんね。
北の方角に低気圧が2つ居座っていたのですが、どうやらそこまで発達していないみたいです。
7日の天気は冒頭右の写真の通りで、5日の時点で欠航が決まっていました。間一髪。


新日本海フェリー はまなす ロビー

顔だけ洗って、暇つぶしに船ぶらします。
この船は新日本海フェリーの持つ船舶中最大出力42800kWを誇るフェリー「はまなす」。
2004年の就航から舞鶴-小樽の長距離を航行する最年長選手です。同型艦は「あかしあ」。

これまで北海道へ渡った or 帰ってきたときに使ったフェリーの数は多分12回(つまり6回北海道に行ってるのか)。
その中で新日本海フェリーを使ったのが6回で、2017年の一回を除いて全てはまなす/あかしあ型でした。

時期
2016年末往路 舞鶴-小樽 あかしあ
2017年復路 苫小牧-敦賀 すいせん
2017年末往路 舞鶴-小樽 はまなす
2018年復路 小樽-舞鶴 はまなす
2018年GW往路 舞鶴-小樽 あかしあ
2018年末往路 舞鶴-小樽 あかしあ

なので、、、私にとってはとても馴染み深い船です。
ボロッボロの船だけれど。

heliumu.hatenablog.jp


新日本海フェリー はまなす 椅子とテーブル

椅子とテーブル。
この配置、なつかしー。
この机を囲って、ペラッペラでスケスケのトランプで遊んだこともありましたね。。。

椅子はチェーンくらいしたら?って感じなんですが、どうなんでしょう。
商船三井フェリーはめちゃくちゃ繋がってた気がするんですが...。


新日本海フェリー はまなす ニチレイ HOT MENU

あー、ニチレイのやつまだあるんですね。
でもメニューが変だ。筐体はまだ使えるけど、専用の商品が廃盤になったということか。

heliumu.hatenablog.jp


新日本海フェリー はまなす 展望デッキ

9:30になって、11時まで4階の売店がオープンのアナウンスが入ったので朝食を購入して5階の展望デッキでいただきます。


日東製パンのチーズ蒸しパンとマウントレーニア コーヒー

日糧製パンのチーズ蒸しパンとマウントレーニア
うーむ、北海道チーズ蒸しパンと味付けの方向は全く同じですが、こっちの方が甘く、コクが強いです。
OEM生産のような気もするけど。

だいたいフェリーに乗っている時はこの時間には起きていることがないので不思議な気分ですね。
いつも吐き気とかで昼下がりまで寝っぱなしなんです。
あー、なんもすることねーつって、電波のない中ブログの文字を端末に保存しつつ、フェリーの内燃機関で揺れるマウントレーニアのフチを眺めつつ.....。


新日本海フェリー はまなす 風呂

10:10
部屋に戻って、充電切れで電源の入らなくなったiPadにケーブルを繋いでおきます。
遠くから、髭を剃る音が聞こえます。

船長の挨拶も始まったし、サウナでも行くか...


日本には、北海道がある。 ポスター
(最終兵器北海道)

感染症対策でサウナはやっていませんでした。
揺れ動くお風呂だけ入りました。


新日本海フェリー はまなす 展望デッキ

展望デッキで綾鷹。まだ10時50分だよね。
やっぱ寝るのが一番いいんじゃないか?
今までは本とか持ってきたこともあったけど...


新日本海フェリー はまなす 食堂にて 豚丼

Zzz。
そのままデッキでうたた寝して、12時になったので飯。
能登半島はまだのようなので、もうちょい寝ますか。


新日本海フェリー はまなす 食堂にて ビーフシチュー

17時半に起きて窓の外を眺めつつ、18時になって食堂を覗いてみます。
人だかりができていたので、10分ほど待ってから入店。ビーフシチューをいただきます。
フェリーの中でものを買うと高いのでいつもカップ麺を買うのですが、今回は買い忘れ。


新日本海フェリー はまなす 窓から船外を撮影

入港が21:15から30分早まって20:45になりました。

この船旅ではほとんど揺れもなく、越前沖でやや強く揺られましたが1時間ほどで安定しました。
ここら辺は白頭山で分かれた寒気がぶつかる場所なんで、どうしても荒れやすいんですよね。
嵐の前の静けさ的な?


新日本海フェリー はまなす 舞鶴港

19時45分
舞鶴は曇りで3℃の案内がありました。
いつもは着すぎで暑いので、気持ち少なめにします。

デッキへ上がってみると、既に舞鶴湾の内側です。
航空隊の基地や、JMUといった軍港ちっくな風景が進行方向右手に見えてきました。
航空隊までは、むかしピザの配達に行ったことがあります。
少し手前に海保の学校もあるんですが、どうも通り越してしまったようですね。


新日本海フェリー はまなす 車両甲板

20:25に甲板への案内が入りました。
さて。
(頑張って押しました)


新日本海フェリー 舞鶴ターミナル シフトレバーが長いアクティ、リトルカブ

シフトレバーが40cmほどある不思議なACTYでトランポして帰ります。
大人二人がかりだとラダーなしでも積めるようです。


実家の階段と白い恋人

てなわけで。
今年も無事に終えることができました。
いろいろなものを失い、壊し、それでも行ってよかったのだと、そう思えるのが私にとっての北海道です。

お疲れ様でした。


つづ >

年越し宗谷岬4 まとめ - 青パーカーの書き散らし

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