青パーカーの書き散らし

宗谷岬でまた会おう。旅の記憶と知識の記録。

23.4.2 レース三昧、25歳の春(近況)

2023年 第一戦

先週、今年はじめてのレースが終わった。
昨年からミニバイクレース参戦を初めて、初めてスプリントレース。
予選はぶっちぎりの前走者から5秒落ち8番スタート/8台からの7着だった。

レインコンディションで、前日の特別スポーツ走行で2回転倒してメンタルがぐちゃぐちゃだった。

予選前の練習でも、最終コーナーのバンプでフロントタイヤが外に逃げてコースアウト。

予選は練習の気持ちで行った。
足切りタイムも無いし、8台しかいないから、どれだけ遅くても決勝で挽回できる。

決勝ではうまくスタートが決まって、4番手で1コーナーへ。
ただ、○年前のタイヤへの不信感からコーナースピードを乗せられなくて、不得手な右コーナーからの後半セクションがグダグダだった。

こんな感じで、計10周走って初めてのスプリントが終わった。
去年一年は耐久レースをメインに出ていたが、耐久レースが遊びであることがよく分かった。スプリントは何かが違う。

頭がクリアになって、バイクの動きがよく分かる。
耐久では完走が第一目標になるから、多少のミスは気にならない。でも、スプリントでは命取りになる。
自分の走りを研究して、ダメだったところを直そうと考える。

NSR50 キャブ 雨対策できず水浸し
ちなみに耐久レースはコース一部が池になるような大雨で、キャブが水を吸ったようで相方が走行中に前に進まなくなりました。エントラントの皆様、ご迷惑をおかけいたしました。

このレースでミニバイクは引退しようと思っていたが、面白くなってきてしまった。
さて、次のレースは5月だが...。

全日本ロードレース(JRR)開幕

全日本ロードレースが開幕しました。
今年は観客もOKでにぎやかなレースになりそうです。

JSBの顔ぶれは、濱原選手が居なくなって、亀井選手がヨシムラに移籍して、水野選手がBSBから戻ってきた。チームとしては、オートレース宇部が新チーム。
ST1000クラスでは、同じくBSBから戻ってきた高橋巧選手がエントリーしていることで注目度が高い。

レース観戦に興味がある方へ  全日本ロードレースはレース観戦を始めるのにモッテコイなカテゴリーです。 なんといっても、Youtubeで無料のLIVE配信があります。 Youtubeなので、見逃しても後から見れます。 2023年の全日本ロードレース開幕戦はこちらから。 2023 JRR 第1戦 スーパーバイクレースinもてぎ【土】 - YouTube 2023 JRR 第1戦 スーパーバイクレースinもてぎ【日】 - YouTube タイムスケジュールは各サーキットから公表されています。 第一戦はこちら。 クラス分けは、市販1000ccクラスで改造制限が広い「JSB1000」、同じく市販で改造制限が狭い「ST1000」、600cc級の「ST600」、250ccレーサーの「J-GP3」。 ライダーたちはミニバイクなどからレースを始め、国内ライセンスを取得したら250ccや600cc、1000ccの地方選手権へ、そこで年間ポイントランキングの上位になるとライセンスを「国際」へ昇格し、全日本選手権へ出ることができるようになる。 全日本選手権で速さを見せれば、次はBSBやSBK、Moto3、Moto2、MotoGPなどの名だたる世界選手権への道があるし、全日本に出てる国際ライセンスを持っているライダーは8耐に出れるので、8耐を見に行こうと考えている人は見ておくとチームやライダー、その年のトレンドが分かって楽しいかも。 皆さん、休日はぜひ全日本ロードレースを見よう!!

 

JSB Race1では、序盤からディフェンディングチャンピオン中須賀が逃げの体制を築いてそのままゴール。
Astemoの作本、水野が2番手争いをバチコラしているうちに中須賀と同じヤマハワークスの岡本が水野をパッシング。
水野選手のマシンが5コーナー手前付近で駄目になって、マシンを叩くような仕草がありました。
ヘタってきた作本をSDGs Hondaの名越が、周回を追うごとにコンスタントに詰めて3位チェッカー。

Race2では、桜井ホンダのグリッドに濱原選手の顔が見えた。
オープニングラップでは計3台が転倒。
ポールショットを取った水野が4コーナーも抑えたと思ったら後ろ側で2台が点灯し、5コーナー付近で亀井。亀井は自力でバイクを起こして12番でフィニッシュ。ポテンシャルは高いが、キャリア初レースとしてはぱっとしない感じ。昨日の予選でも転倒があった。

序盤は水野のペースが50秒台と抑え気味で、2,3番に付けるヤマハワークスたちがプレッシャーを与え続ける。中須賀、岡本のインにねじ込むライン取りは流石。
水野、中須賀、岡本、作本、名越、ときて秋吉。

5周目、1コーナーで雨を示すレッドクロス。
水野がアウトに膨らんで、中須賀がトップ浮上。
中須賀はこのまま逃げ切りで、水野、岡本、作本、名越が2番手を争う。

レーシングスピードだと、雨が多く降っていようが少ない状態だろうが、ヘルメットに当たる雨粒では雨の量が判断できない。
タイヤでグリップを探りながらになるから、抑えて走るライダーが多い。「そこをチャンスと捉えました」とインタビューで中須賀が答えていた。

途中から作本が2位争いを離脱し、岡本、水野、名越の3台がダンゴ。
ヘアピンでペースが落ちた岡本を水野が抜き返し、ずっと後ろから2台を伺っていた名越が次の周回のS字で前に出る。
名越選手は前半はキレイに走って、後半からの追い返しが非常に上手い。
岡本、名越、水野でダウンヒルストレートからの90度コーナー。水野がインから名越を抜くがクロスライン、ビクトリーの最後でインから抜き返そうとするが無理があって4番手となった。

といった感じで、開幕戦の2レースでは中須賀が25連勝を記録、2戦連続で中須賀、岡本、名越の表彰台だった。

新ガソリンになってもワークス2台はやはり速い。
Astemo、SDGsもアジャストできている感じで、トップスピードでは差は無いように見えた。
去年は中盤で怪我を負った岡本選手も調子が戻ってきてるし、ほぼ1年ぶり全日本出場の名越選手はHonda勢トップと最高の走りだったと思う。

ST1000のほうも、最速と思われた高橋巧選手の調子が上がらず意外な展開が面白い。第二戦以降の展開が楽しみ。

というわけで

新しい期が始まりました。
年越し宗谷岬2018の記事も道半ばで、リトルカブを購入、その後は自身のミニバイクレースのため時間を捻出できずこの週末を迎えました。

来週はSUGOロードレースのメカとして宮城へ出張します。
そうこうしていたら5月になって、ゴールデンウイークがやってきます。
それが終わったらボーナスです。

なので、ブログの更新はもうちょいお待ちください。
それでは皆様、ごきげんよう


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