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目標に向かって今できることは目先のタスクをこなしていくことです。
ここまでのまとめとして中距離のツーリングでセッティングを煮詰めます。
20年12月4日。
なんとかPE24を使いたいので、ミクニフラット24比のメリットを探すためにミクニフラットも持ってツーリングへ。
PE24だと減速比がリア2T分くらいショートにしないとパワー不足っぽいので、前日までに試しでリア1T分ショート化。
確か16-38Tくらいだと思います。
これでも新4バイパスを4速で9500までしか回らなかったんでパワー不足ですね。
4速目をオーバードライブ用途にするなら39か40でいいんですが、リトルの変速比は1、2、3速がまぁ使いづらいのでせめてCD90トランスミッションに4速だけ0.958とかにしたいですよね。
まあ今更エンジンに文句言ってもどうしょうもないので、おとなしく4速使い切りの方向で煮詰めます。
キャブセッティングのほうは、前日の試走段階で38-1300で1/2以上回らずだったので125にしたらドンピシャ。
どうも敏感なキャブみたいですので、クリップ位置とASは適宜是正する必要があるみたいです。
ツーリング当日は前日の埼玉セッティングで日光まで登ったらえらい突っかかえるようになったのでクリップを1段リーンにして対処。
ツーリング2日め、比較のためにキャブを戻しました。
なんってことだ、4速で10500まで回るしきれいに上まで吹ける。おまけに全体でトルクアップしてる。
やっぱこの排気量だとミクニフラットが正解みたいですね。
パワーフィルターとファンネルを試しましたがPEでのパワー不足は改善されず。
どうも空気を食いすぎてるような感じですが、おなじ給排気、おなじベンチュリー24mmでここまで違うもんなんですかね。
おまけに燃費計測の結果、PE24が29.8-35km/Lくらいでフラットが42.3-49.6km/Lという結果。
PEはこれ以上薄くしてももっとパワー感が無くなるだけだと思うんですが、諸兄方のブログを見ているともっと燃費が出るキャブのようで、例えるなら流速の乱れで燃費が悪くなっているようなそんな気がします。
吸気の経路はできる限りリューターでさらって段差を無くしていることを考えると、やはりエンジンスペックに対するオーバースペックってとこで結論にしておきます。
ミクニたん採用ですかね。
付け加えますが、構成はこんな感じ。
なにか突っ込みどころがありましたら知恵を貸していただけると助かります。
- HA02Eクランク
- タケガワ105ccを低圧縮化(レギュラー仕様)
- maniacヘッド(理由は前記事)
- JUNカム
- JUNメッキマフラー初期型っぽい
残項目②、タイヤのほうはこんな感じ。
アウスタタイヤで、フロントがCRV TIRE、リアがSWALLOWってやつです。
10月にエアコンプレッサーが故障してから11月暮れまで作業が止まっていましたが、なんとかモノタロウで安いのを買って再開しています。
山の高さが足りない気がしますが、なんとか打てるだけ打って初フルピンで行きます。
これまではBONSUN(ボンサン、ボンスン、他の呼び名があったら教えて下さい)の17インチで100本足らずのピンでしたが、あれでゆをキロゆおキロとか出してたって考えると恐ろしいですね。
で、12/19日中にタイヤを組んで、その夜中から20の明け方にかけて他の色々を修正してたんですが(後述)、終わってから試走してみたらこれはたまったもんではないですね。
スパイクタイヤってこれまでボンサンフルノーマルしか使ったことがないのでボンサン比にはなりますが、ボンサンの角が立った取られ方とは違って、接地感皆無の上に爪だけが引っかかっているようなフィーリング。
ハンドルの取られ方もボンサンよりクセがあり、取られた次の瞬間にはグリップを失って滑ってまうんでは?といった感じです。
試しにリアブレーキをきかせてみると、残しておいた安全マージンを通り越して一瞬でロックしました。
おまけに緩いコーナーで自然な速度・姿勢で車体を傾けてみるとリアからグリップを失って危うく外環道のフェンスのシミになるところでした。
これ、フルピンってこんなアスファルト走りにくいんですかね。それともピンの突き出しとか、ブロック面積に対してどれだけをピンが占めるとか、そんなところなんでしょうか。
どっちにせよわかったことはアスファルト路面だと出せて60くらいなもんだってことです。
いやーーー。
こうなってくると当初の予定から変更して商船三井を使うとかしたほうがいいかも?
でも手荷物込みの最低ランク寝台(雑魚寝)で2万3千円は高いですわ。。。
ルートとかは今週いっぱいかけて決めるとして、重要な課題であるキャブセッティングをどうするか。。。
ベトキャリも早く積んでしまいたいのでなるべくドンピシャなセッティングを用意したいところです。出先でベトキャリおろしたくないし。
現状のセッティングでMJは違和感ないのでこのままにして、スロー系が1/4で薄いような感じだったので念の為二次エアー吸っていないか確認してからPJ10→12.5へ交換。
いま出ていた症状は、アイドリングで回転数が低下→ガバナがきいたように回復→低下を繰り返す、アクセル1/4で失火(薄い?)、1/8は大丈夫そうって感じです。
エアスクリューで調整を試みましたが、そこはミクニのフラットなんで(ヨシムラのTMと同じ)アイドリングや開けだしを取れば1/8や1/4あたりで逆の症状が出て、1/4とかであわせればアイドリングしなくなるってな感じです。アイドル回転数が落ちないし落ちたら落ちたでそのまま死ぬ感じなんでドンツキのドンは濃い→キャブの特性なので諦めるがちょっとでもアイドリングできる方がいい、回転数落ちないのと1/4で失火から薄い判断→ASで合わせてみるもアイドリングする気配がなくなったのでSJで1/8-1/4の薄さを解消してASで閉じたとこを設定できないか?と画策。
交換後1/4から1/8へ失火するポイントが移ったので全体的に薄くてアイドルだけめちゃくちゃ濃いんだろうなって感じ。AS2だったので1まで締めてみたら失火は無くなったけどいよいよアイドリングが末期的になりました。
しかし、12.5にしてから何故か回転のオチが悪くなって頭を抱えています。
最初PJ以外は変更せずで調子をみましたが、濃くなって回転が落ちないならメーカーが書いた番手ではなくてジェットの穴でちゃんと燃料が増えているか確認することと後は張り付きですね。
張り付きしているようなフィーリングではなかったのですが、もうちょっと様子を見て慎重に判断します。
ま、あとはどういう傾向があるのか掴んでおいて、現地で対処するかですね。
さてさて、12/20朝までで出来たこととしては以下。
- タイヤ組み付けまで
- オイル冬用へ交換
- 突発的に発生したウインカー回路故障の対処
- タンク設置構想FIX
- Rのアクする止めてる23のナットとホルダー交換
- ハブダンバー交換
- Fブレーキ位置修正
- Fブレーキシュウ交換
- ハンドル周り 保温強化、防風、スイッチ操作感改善
- ライト塗装
残る項目は
- キャブセッティング
- ベトキャリ、タンク設置
- リアサス左右イニシャル修正
- リアボックス内充電器ギボシ変更
- キャブ耐寒防風対策
- コンロのアレ修理
- Rスプロケサイズ変更38→39
- ヒューズ予備積み込み
- ヘルメットシールド交換
- ルーティング
- 積載物、方法、調達
- 有給申請
タンクも目処が立って、こんな感じで取り付けられそうです。
今年は年末に確保できる時間が無く年始の行動になるのでこれは必須アイテムだったり。
ハンドル周りはなんとかマシになりましたがやっぱハンカバあると操作しづらいですね。
ウインカーSWの位置が悪いので、カブ式(上下)をやめて作り直したほうがいいかも。
とまぁこんな具合で。
今までだったらインジェクションでタイヤも買うだけでほか既製品で特に念入りな準備も必要なかったんですが、考えること色々あって楽しい限りです。
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